お役立ちコラム

天井伏図と照明計画

店舗デザインにおいて、天井計画たいへん重要です。空間の形状に変化を表現するのに凹凸やアールなど床で表現できないディテールを盛り込みます。そこで天井計画でもう一つ重要なのが、照明計画で、天井伏図で計画します。照明器具のレイアウトを天井伏図に書き込んでいきます。間接照明は取り付け詳細を付けた方がいいでしょう。

図面を見たほうが理解が早いので、図面で説明します。

写真スタジオの店舗デザイン

■平面図

什器や家具のレイアウトなども書き込みます。照明レイアウト計画に必要な要素です。

■天井伏図（照明計画前）

天井の凹凸や梁、アーチ、天井高を書き込みます。什器や家具のレイアウトなどレイヤーに隠れています。什器や家具は点線で表現すると解りやすいかもしれません。

■照明器具レイアウト図（照明計画図）

照明器具をレイアウトします。照明器具リストや器具写真も添付して細かい設計をします。別図面にすることもあります。この後設備器具（空調機、防災機器など）の位置を記入していきます。

■照明器具取り付けディーテル（別物件）

間接照明は建築の取り付け寸法が重要です。下のような取り付け詳細を用意するといいでしょう。

■竣工写真

​実際の竣工写真です

スポットライト	天井間接照明	装飾照明

■照明計画のページも併せてご覧ん下さい