お役立ちコラム

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照明計画

  • 店舗デザイン

照明計画

店舗デザインにおいて、照明計画が大変重要です。最近では専門のライティングデザイナーが担当することも珍しくありません。ここでは基本中の基本を説明します。.また地球環境問題の点からも大変重要です。二酸化炭素の削減や先日の大震災による電力不足に対処するためにも、電球をLEDに取り換えたり、照明器具をLEDに替える事例が増えています。先日ある店舗でシュミレーション致しましたところ、5年で償却という結果がでました。

Base Light
ベースライト
 基本照明(地明かり)のことで、明るさを平均的にとる照明のことです。例えば 、大規模な店舗では蛍光灯を使用し、ホテルなどではダウンライトで取られているようです。最近の店舗デザインではHID,マルチハロゲンを基本照明として使っている百貨店もあります。 最近ではLEDを基本照明に使用する例も少なくありません。例えばサインできたコンビニはほとんどLEDを使用しています。蛍光灯を使用する場合は、少なくとも 下面開放型を使うようにしたいものです。最近ではグレアカットルーバーのついたものも 沢山開発されています。
ベースライト
Wall Light
ウォールライト
 壁を照らす照明のことです。壁を明るく照らすことにより、視覚照度を上げることが出来ます。視覚照度を上げると人間は明るく感じるようです。器具としては、ウォールウォッシャーライトと呼ばれる専用の器具もあります。
タッチライト
Spot Light
スポットライト
 ある商品やその一部を強く照らす局部照明のことです。最近の店舗デザインにおいて、ローボルトハロゲンライトを使ったナローなスポットライトで演出効果を高め、ビジュアルマーチャンダイジングによく使われます。又、家具店であればルーム展開ぼ中で、備品、絵、グリーンに斜めから当てると効果的に使用できます。正面より少し斜めから当てることにより陰影がはっきり出て効果的です。 スポットライト
Power Light
パワーライト
 演出照明の一種で、強力な光のことです。10000ルックス以上の光で、インパクトあるビジュアルマーチャンダイジングをより効果的に演出するために使用されます。例えば百貨店のショーウィンドやブティックのディスプレイによく使われています。  
Horizont Light

ホリゾントライト

 間接照明のことで、演出的にはムード照明や、落ち着きさを演出するのによく使われます。また、壁面にアッパーライトとして使用して緊張感を演出するためにも使用します。グレアがないので、目が疲れないため、オフィース照明(とくにOA照明)にも、使われるようになっています。また電球の色を変えるだけでも大きな変化を期待できます。例えばブルーの蛍光灯に替えるだけで下の写真のようになります。

 

間接照明1間接照明写真

 

照明計画図面(天井伏図)

照明計画は天井伏図を使用して、作成します。また照明器具リストにより、照明器具の細かい仕様を決定します。

 

■照明計画図(天井伏図)

照明計画図

■照明器具リスト

器具リスト

照明器具レイアウト図

■竣工写真

​実際の竣工写真です

スポットライト 天井間接照明 装飾照明
スポット照明 間接照明 装飾照明

 

■天井伏図と照明のページも併せてご覧ください

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