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店舗デザインと家具・什器
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家具・什器
店舗デザインにおいて、家具什器は、デザインで重要な位置を占めるものです。店舗デザインでの家具・什器は、オーダーで製作されるものと既製品に大きく分かれます。
専門店では什器はオーダーで作成されることが多く、価格も幅90センチの箱物(レジ台)10万円以上することは珍しくありません。量販店などは既製品(ゴンドラ、ハンガー、レジ台など)が多いようです。また飲食店のテーブルや椅子など半既製品(大きさ、張り生地は自由に選べる)が多いようです。価格もピンキリがあり、様々です。ここではオーダー品、既製品、半既製品についての価格・注意点を説明します。
■専門店の什器
・オーダー品
オーダーで作成するものはほとんどが木製で、箱物(たんす類)と脚物(椅子、テーブル)呼ばれる家具ですが、椅子は半既製品が多いです。素材により値段はまちまちですが、メラミン化粧版を使用した家具がほとんどです。これは、耐摩耗性、耐熱性に優れ、低価格な点です。本物の木素材の家具は材料が高く、手間もかかりどうしても高価なものになってしまいます。価格はメラミン材の倍以上と考えて間違いないでしょう。
衣料品のハンガー類はどうしても金物ということになりますが、オーダーとなるとなかなか高価なものになります。クロームメッキは比較的安いですが、ステンレス、錆仕上げなど特殊なものになると値段は跳ね上がります。
・既製品
箱物什器は商品の大きさとどうしても合わないため、オーダーをしなくては駄目なようです。衣料品のハンガー類は規制品(マネキンメーカー 吉忠マネキンなど)が、比較的多く出ています。しかしマネキン屋さんの什器はそんなに安いものはありません。そこで最近良く使用するのが、<ストアエキスプレス>の既製品什器です。最近種類も多くなり、デザインも我慢できるものになり、値段がとにかく安い点が人気の理由です。
ストアエキスプレス 什器
・半既製品
マネキン屋さんの什器は半既成品といっても、いいかもしれません。仕上げをクロームからゴールドに変えることもでき、注文を聞いて作り出します。
■量販店の什器
・既成品
量販店の什器はほとんどが既成品といっていいと思います。オーダーでも数が多くなるので、値段も既製品に近くなります。棚什器のメーカーとしては、中部什器、岡村製作所などがあります。
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■飲食店の什器
・飲食店の脚物は、耐久性が要求されます。数も多いので、既製品、半既製品がほとんどです。椅子の張り地のみインテリアにあった布地を選びます。
有名な椅子の写真
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